2016年08月15日
量子コンピュータはどうやって動くのか 「参考文献」
量子コンピュータがどうやって動くのか、解説記事を見つけました。
量子コンピュータ:4.
スケーラブル量子コンピュータの最先端と量子情報技術の展望
一般の方は読めないと思います。私にご連絡いただければ、著者にに連絡してみます。
量子コンピュータ:4.
スケーラブル量子コンピュータの最先端と量子情報技術の展望
一般の方は読めないと思います。私にご連絡いただければ、著者にに連絡してみます。
2016年08月12日
量子ビット制御装置 7 「AD変換器」
A/D変換器の帯域幅を測定しました。いろんな都合上、A/D変換器は200MSa/sで動作しています。ちょっと物足りないですよね。なので、アンダーサンプリングで測定してみようと思いました。例えば150MHzの信号は50MHzにおり返して測定されますし、250MHzの信号も50MHzに折り返して測定されます。続きを読む
2016年08月09日
量子ビット制御装置 6 「DA変換器」
どうやらバグは、データ列が反転していたようでした。D0 D1 D2 D3 と並ぶべき波形データが、D1 D0 D3 D2 と並んでいたようです。32bit-64ビットのバス幅を変換した際に、順番が逆になっていただけでしたので、直ぐに解決。
DA変換器の帯域幅を測定しました。このD/Aコンバータを実装しているFMC150ボードは80MHzカットオフのアンチエイリアシングフィルタが内臓されていて、せっかくのD/Aコンバータの帯域幅を生かせません。基板の裏側にBypass用のランドが出ていて、0Ω抵抗によりフィルタを外せるとのこと。続きを読む
DA変換器の帯域幅を測定しました。このD/Aコンバータを実装しているFMC150ボードは80MHzカットオフのアンチエイリアシングフィルタが内臓されていて、せっかくのD/Aコンバータの帯域幅を生かせません。基板の裏側にBypass用のランドが出ていて、0Ω抵抗によりフィルタを外せるとのこと。続きを読む
2016年08月05日
希釈冷凍機 導波路 7 「入力同軸線 見積もり編」
熱流入レートを計算しました。
銀って、すごいですね。外形が1.6mmというのもあるんですが、メッキ厚が5umもあれば冷凍機の10mKステージを温めてしまうのに十分な程度の熱流入が見込まれました。ということで、銀メッキ線は、アウトー!
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銀って、すごいですね。外形が1.6mmというのもあるんですが、メッキ厚が5umもあれば冷凍機の10mKステージを温めてしまうのに十分な程度の熱流入が見込まれました。ということで、銀メッキ線は、アウトー!
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2016年07月31日
2016年07月30日
希釈冷凍機 導波路 6 「入力同軸線 見積もり編」
まだまだ見積もり編、やっています。
どうも価格が高いのですが、どうやらケーブル会社ではなく、ケーブルの外周であるパイプを供給するところから値上げが起こっているようです。標準的な銅パイプなら在庫がありやすく提供できるようですが、リン青銅という材質の事もあり値段が張るようです。
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どうも価格が高いのですが、どうやらケーブル会社ではなく、ケーブルの外周であるパイプを供給するところから値上げが起こっているようです。標準的な銅パイプなら在庫がありやすく提供できるようですが、リン青銅という材質の事もあり値段が張るようです。
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2016年07月19日
量子ビット制御装置 4 「DA変換器」
位相コヒーレンスの問題から、DA変換部との接続部を作っています。どうせなら、コントローラも作ろうと思ったことが間違いで、半日とかで終わる作業にちょっと時間がかかっています。今日は processという文字を何度打ち込んだことか。grepすると12回でした。
そうそう、私大きなステートマシンを作るのがにがてです。動きがどう動くのかすっかり忘れてしまうので。その代わりに小さなステートマシンを沢山書きます。そのせいで processという文が多くなるんです。内部の仕様公開はまた今度。
そうそう、私大きなステートマシンを作るのがにがてです。動きがどう動くのかすっかり忘れてしまうので。その代わりに小さなステートマシンを沢山書きます。そのせいで processという文が多くなるんです。内部の仕様公開はまた今度。
2016年07月14日
希釈冷凍機 導波路 5 「入力同軸線 見積もり編」
ケーブルホルダの方は、モデルデータから発注用の図面を描いていました。図面をメールで回してレビューしてもらってコメントを頂いたので、ちょっと変更が必要になります。本当に軽微なのですがね。
それより問題はケーブルの見積もりが返ってきました。5ステージ×18本で計90本だったのですが、予想額のなんと2.3倍。国内企業なのに、ちょっと風当りが強いです。
量子コンピュータの道のりは、遠いですねぇ。
それより問題はケーブルの見積もりが返ってきました。5ステージ×18本で計90本だったのですが、予想額のなんと2.3倍。国内企業なのに、ちょっと風当りが強いです。
量子コンピュータの道のりは、遠いですねぇ。
2016年07月12日
量子ビット制御装置 3 「UART-SPI変換」
SPIを割とよく使います。
自分で作った発振器の制御もSPIですし、プログラマブルステップ減衰器や、そこら中のICの設定がSPIです。パッとテスト作業するときに、SPIで通信できないと、イライラしますよね。
以前UARTからSPIへの変換インタフェースを作っていました。当時は間に光ファイバーを入れてアースを分離していたのですが、テストするのにいちいち光ファイバーを持ち出す必要もないので、UARTから直接SPIとやりとりできるように基板のパターンを変更しました(というか光カプラ部を直結笑)。これも以前作って使っていたのですが、最近実験室とオフィスを往復するようになり、もう一枚作ることにしました。続きを読む
自分で作った発振器の制御もSPIですし、プログラマブルステップ減衰器や、そこら中のICの設定がSPIです。パッとテスト作業するときに、SPIで通信できないと、イライラしますよね。
以前UARTからSPIへの変換インタフェースを作っていました。当時は間に光ファイバーを入れてアースを分離していたのですが、テストするのにいちいち光ファイバーを持ち出す必要もないので、UARTから直接SPIとやりとりできるように基板のパターンを変更しました(というか光カプラ部を直結笑)。これも以前作って使っていたのですが、最近実験室とオフィスを往復するようになり、もう一枚作ることにしました。続きを読む
2016年07月07日
量子ビット制御装置 2 「装置間の位相コヒーレンス」
相も変わらず、装置の間の位相コヒーレンスを測定しています。
二つのUCSB大学FPGA+D/A変換器と、自分で構成したA/D変換器+FPGAの間の位相を測定しました。UCSB製のFPGA+D/A変換器が二台になったことが前回と違う点です。こうすると、UCSB製のD/A変換器間の位相コヒーレンスを測定することができます。3つとも10MHzのルビジウム発振器と位相ロックしています。0MHzの基準周波数で1000MHzと、800MHzの発振器をロックしているので、位相ノイズは3桁増です。
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二つのUCSB大学FPGA+D/A変換器と、自分で構成したA/D変換器+FPGAの間の位相を測定しました。UCSB製のFPGA+D/A変換器が二台になったことが前回と違う点です。こうすると、UCSB製のD/A変換器間の位相コヒーレンスを測定することができます。3つとも10MHzのルビジウム発振器と位相ロックしています。0MHzの基準周波数で1000MHzと、800MHzの発振器をロックしているので、位相ノイズは3桁増です。
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