2016年06月28日

希釈冷凍機 導波路 1

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今日は希釈冷凍機のケーブルホルダの設計をしていました。

BlueForsの無冷媒希釈冷凍機は5段のステージになっており、上から順に温度が低くなります。上から 50 K、4 K、700 mK、100 mK、10 mKです。室温が熱源となり、ケーブルが熱を運ぶため、十分にその熱を各ステージに落としておかなければなりません。熱流入レートの計算を先送りして、とりあえずホルダの設計をしておきました。

このホルダは理研の方のアイディアを適用したもので、外で組み上げたケーブルアセンブリのブロックを、上から挿入できるという秀でた構成となっております。狭い実験スペースの中での配線は、本当にしんどいですからね。外側からケーブルブロックを挟み込むような構造で、熱を取り去ります。それぞれのケーブルには減衰器がついており、中心線と外部導体が熱的に接触し、中心導体による熱流入を防ぎます。

これらの冷凍機がすべて組みあがるのは、10月半ばを予定しています。

追記:
ケーブルアセンブリのブロックを外から入れるという作戦はあえなく撃沈しました。どうやらStill配管のフランジ部分にそのブロック部分が干渉するようです。分解しながら上から入れるか、下から入れて最上部で組み上げ作業をするかの二者択一のようです…。

jjq303dev at 12:33│Comments(0)冷凍機 

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日々徒然過ごしている研究員。

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