2016年08月12日

量子ビット制御装置 7 「AD変換器」

A/D変換器の帯域幅を測定しました。いろんな都合上、A/D変換器は200MSa/sで動作しています。ちょっと物足りないですよね。なので、アンダーサンプリングで測定してみようと思いました。例えば150MHzの信号は50MHzにおり返して測定されますし、250MHzの信号も50MHzに折り返して測定されます。

周波数上方変換後の濾波器(フィルタ)のカットオフ特性を考えると、50MHzの中間周波数より150MHzの方が分離度は良いはずで、250MHzのほうがもっと不要波をカットしやすくなります。アンダーサンプリングすると周波数を選ぶ選択肢が広がりますよね。

問題はFMC150のボードのアナログ帯域幅です。どれほどあるのか、測定してみました。校正した0dBmのサイン波を信号を突っ込んだときの二乗平均値をdBFS表記しています。フルスケールが0dBmです。ややこしいですが実効値表記なので、振幅に換算すると+3dB上です。

data
(クリックして拡大)
アナログ帯域幅はまずまずですね。500MHzまで測って、10dBも下がっていないので適当に低雑音増幅器をminicircuitsぐらいで買ってくれば、十分使えます。ということで一安心です。

これからこのFPGA+DACを装置に組み込むために面倒なPythonのスクリプトを書きます。


jjq303dev at 23:30│Comments(0)制御装置 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール
日々徒然過ごしている研究員。

趣味は星、自転車、コーヒー。