2016年09月06日

量子ビット制御装置 9 「オーバークロック」

週末から致命的な問題に気づいてしまいました。どうもDACの出力波形がおかしいのです。どうおかしいかというと、0x0000の連続から0x0010など波形の出力変化点において、大きなスパイクが立つのです。前からあるなぁと思っていましたが、気にしていませんでした。

どうやらDACへのDDR転送は問題ないようで、DACのIC内部の問題のようです。察するに内臓のFIRフィルタのあたりで、演算結果に問題を生じているようです。クロック周波数を800MHzから750MHzまで下げると問題は回避できるようです。というのも、640MHzの125%のオーバークロックをしていたのが問題のようでした。やはり正しく使わないとダメみたいですね。

さすがに普通の使い方ではスペックに満足できないので、750MHzで様子を見ます。数日かけてエラー率を測定しました。クロック源は外部供給でして、毎度FPGAはそのクロックにPLLでロックするのですが、ロックを外すたびにエラー率が変わってしまいました。どうやら750MHzでは10^(-6)〜10^(-5)程度のエラー率です。良いか悪いかと言われれば悪いですが、量子ビットの性能の方が今はもっと悪いので、これで行けるところまで行こうと思います。

jjq303dev at 23:30│Comments(0)制御装置 

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日々徒然過ごしている研究員。

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