2016年12月10日

希釈冷凍機 導波路 12 「入力線組立て」

最近平日は書類仕事ばかりですが、ちょっと休日に出勤する機会がありました。かなりの時間を待ち時間に当てなければならない業務でしたので、部品の組み立てを行っていました。

下の部品がフランジ部分です。SMAバルクヘッドのフランジがぎりぎり入っているのがお分かりかと思います。雰囲気ですとOリングは平坦部に接触しているので大丈夫だと思います。ヘリウムを使ったリークチェックは後に行います。ちなみに、このバルクヘッドフィードスルーを止めるナットが3/8''でした。急きょ研究室中をひっくりかえしながら探しレンチを見つけました。自分でもそろえておかないといけませんね。
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下の部品は同軸ケーブルを希釈冷凍機に適切に熱接触させる治具です。この熱接触のことをサーマルアンカー(熱錨)と呼んでいます。熱をきっちり取り除くという意味からでしょうかね。同軸ケーブルはここで減衰器につながります。減衰器は中心導体と外部導体が導通しているので、中心導体からも熱を奪うことができるという理屈です。減衰量は適切に決めています。複数の減衰量を持つ減衰器を採用しているので、一つ一つの抵抗を測りながら間違いの無いように確認しました。減衰器の等価回路にはこのサイトを利用しました。便利で良いですね。また円盤の側面にある締め付けネジを締めなおし、熱アンカーとしての機能を果たすように再度確認しておきました。
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jjq303dev at 23:30│Comments(0)冷凍機 

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プロフィール
日々徒然過ごしている研究員。

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