2016年12月19日

希釈冷凍機 導波路 15 「入力同軸線ブロックの組立て」

週末は自転車の分解・掃除・組立を行っておりました。週を明けても右手にレンチ、左手にネジと同じ作業をしています。仕事ではスプロケットやタイヤなどは扱いませんが、部品の割に作業スペースがとても狭いので苦労します。スタビーショートのHEXレンチでないと対応できません。HEXレンチも長いのでちょん切ってしまいたいくらいです。今回はそんな組み立ての話です。

金曜日にブロックを全てくみ上げて、冷凍機下部から導入し吊り下げた状態で週末を迎えておりました。今日は「希釈冷凍機 導波路 4」のように各ステージの板と適切な熱接触ができるように組み立てます。

本当は最上部のフランジ(下写真)から下全てを接続し、上からずどーんと挿入する予定でしたが、冷凍機の配管(フランジ)が干渉することが分かり分解して上部からフランジを挿入、下部からケーブルブロックを挿入して途中でつなぐことにしました。狭い冷凍機内で同軸線をつなぐ作業は地獄でした。もうごめんです。
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下から挿入されたケーブルブロック。ストンと落ちるのでレンチを挟み込んでいます。このままぶら下げて週末を迎えました。
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T字の部品に平たい板を取り付けます。接触部にはアピエゾンNを薄く塗布しておきました。皿ネジは面から飛び出さないように加工されています。まっすぐに、まっすぐに両側取り付けます。
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この部品は下にある側壁にネジで固定されます。よくよく見るとケーブルブロック全体がねじれており、壁に対して水平面内に回転してしまっておりました。全体的に回転はできるのですが、上を調整すると下が合いません。無理やりねじって固定しても良かったのですが、心配でしたのでSMAコネクタを緩め(宙ぶらりんの状態で)、一度ねじれを解消し、もう一度締め直しました(疲れました)。

レンチを抜いてブロックを下に降ろした写真です。この時にはねじれは解消されており、ストンとはまりました。ストンと落とす前に、接触部にアピエゾングリスを薄く塗っておきます。熱接触が良くなる事を期待しています。最上部のフランジを固定し、上から上下方向の位置を固定してゆきます。ケーブルの上下方向に引っ張りや押しのストレスが無いように慎重にネジで固定してゆきます。
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フランジ上部です。Oリングに真空グリスを塗り、クランプでしっかり固定しています。
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ようやくネジで固定できました。
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下から覗き込んだ写真です。本当は固定用の円盤がMXC板と同じ位置(上下方向)にくるはずでしたが、 「同軸線フランジ・ミス」の件でフランジを1.5mm削ったせいで全体的に1.5mmずれてしまいました。
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明日も同じセットを繰り返します。まぁ飽きずにコツコツやるのが大事な事ですね。


jjq303dev at 23:30│Comments(0)冷凍機 

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プロフィール
日々徒然過ごしている研究員。

趣味は星、自転車、コーヒー。