2017年01月12日

希釈冷凍機 増幅器 5 「出力増幅器ブロックの組み立て」

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出力同軸線と増幅器回りの部品の仮組みを行っていました。自分の設計ですからね、どこか心配がありますので事前に問題を見つけておきます。上の写真は4K(=マイナス269度)に取り付ける増幅器と単向管(アイソレータ)のブロックです。実際には単向管が納品されていないため、サーキュレータ+終端器で代用しています。今回のテスト導入では、この納入品が来ていないため2つの増幅器をテストします。

増幅器はLow Noise Factory 社のLNF4-16です。Caltechのものより性能が良いということで、最近は量子コンピュータ界隈で良く用いられています。今回は1つの冷凍機に対して6つ導入します。これだけで何百万円です。このコネクタはOmneticsの9ピンを使用しています(データシート)。最初はこのコネクタが気に入りませんでしたが、実際に使ってみるとしっかり確実に接続でき、かつ大きさも小さいので気に入りました。また、ピンソケットが奥まった位置にあるので、静電気に対して壊れにくそうという点もで◎です。取り付けのネジがメトリックな点も良いですね(ステルスマーケティングではありません)。9線ありますが実際に用いるのは3本だけで、残りは切ってAWG31なので別の用途に使おうと思います。

誤算もありました。単向管を取り付けるUNC #2のネジですが、長さが微妙に足りませんでした。単向管のデータシート兼図面にネジ深さの記述があったのですが、入口にネジのスレッドが切っておらず、その深さでは全然ネジが掛かりません。やっぱり図面だけを信じてはいけませんね。現物が手元にあった分、確認を怠ったことに反省です。ネジは直ぐに取り寄せます。

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上の写真は50K(=マイナス223℃)に取り付ける減衰器ホルダです。ネジの位置等を確認し、ミス無く組みあがりました。一安心です。細長い溝のようなところに各2本ずつケーブル(過去記事)が入ります。今日COAX株式会社からこのケーブルが納品されましたので、明日からくみ上げに入ります。

jjq303dev at 23:30│Comments(0)冷凍機 

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日々徒然過ごしている研究員。

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